飼育管理の難しさは熱帯魚ではNO1と言われているアルタムエンゼル、それでも人気抜群、夏にシーズンインして毎年2000匹余りが入荷する。
飼育のコツはピートの上手な使い方と他からの菌を入れない事。
これさえ出来れば後はすくすく、環境に馴染めば丈夫な魚なんだなと思って貰える筈です。
このアルタムエンゼルの魅力は、見事なハイフォーム、上下に伸長する美しい鰭、頭部に表れるレッドスポット、この様な他のエンゼルには無い優雅さでしょう。
そして2歳以上のアダルトサイズになれば60センチの水深のタンクであっても浅く思える程の体高(30センチ程)になり迫力満点、、その姿にあこがれるファンが多いのも頷けます。
最近ではコロンビアのこのオリジナルアルタムの他、ブラジル側で採集されるサンタイザベル産のレッドトップと呼ばれる、頭部から肩にかけて赤く染まるタイプも人気がありますが、こちらもアルタム同様、リアルブラックウオーターに生息する為、入荷時の注意は怠れません。
ただ、この種も仕上がったときの素晴らしさはアルタムと肩を並べる美しさです。
この2種こそが、エンゼルの双璧ですね。
ここに紹介するのは大阪府泉北在住のI氏の飼育するアルタム&サンタイザベル
アルタムは一昨年の9月に500円玉サイズで購入頂いた2歳の個体群、
サンタイザベルは昨年の9月に購入頂いた1歳の個体群、
左下に写るインペリアルゼブラプレコの大きさが9センチ程、アルタムの大きさが想像できますか?
見事の一言
ここ最近この様に産卵した後を発見、余程環境が整っているのであろう。I氏の飼育技術の高さが伺い知れる。
この中であれば何が組んでくれても良い。また楽しみが増えた。